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This is a Japanese translation of “In-Depth EA Program

各セッションの開始前に、必ずコア・リーディングを読み、エクササイズ(練習問題)を完了することを目標としてください。参考文献の読了は任意となっています。

  • プログラム中は、以下のディスカッションのルールを守って、議論するようお願いいたします。
    • 他の参加者をリスペクト(尊重)する
      • 親切であること、他の人の発言を遮らないこと、本題の議論に関係のないお喋りをしないこと、人ではなく考えに対して異議を唱えること、他の人に呆れた顔を見せた、笑ったりしないこと。
    • 建設的な議論をする
      • 建設的な議論を促進するために、反論を提示する際、相手を全面的に否定するのではなく、相手に応答する余地を残しておくことをお勧めします。
      • ディスカッションでは、課題文献に対する理解を明確にし、それぞれの視点から話をすることになります。そのため、当然ながら、お互いの意見が食い違うこともあります。
      • 意見の相違に対して非建設的な反応:
        • 自分が正しいことを皆に納得させようとする。
        • 異論や自分と異なる意見を全面的に否定する。
      • 意見の相違に対する建設的な対応:
        • 相手が何を考えているのか、そしてなぜそのように考えるのかを理解しようとする。
          • 世界観の違いでしょうか?どの部分の違いから、意見の相違が生じたのでしょうか?
          • モデルの違いでしょうか?意見の相違の核心部分を探り当てることができるでしょうか?
        • 自分が間違っている可能性を残しておくこと
        • ニュアンスがある可能性を残しておくこと
    • インクルーシブであること(包摂すること)を意識する
      • 議論を支配しないように気をつける:自分が発言した後は、他の人に応答を求めるなどして、一人ですべての論点に回答しないようにする。
      • 説明なしに使われている専門用語や略語を説明すること。
      • もしわからない用語やわからない点があれば、質問して説明を求めましょう。
      • 他者の主張を受け止め、傾聴しましょう。
    • ジャンケン挙手(グー・チョキ・パー)システムを使う:対面の場合は手で行い、リモートで行う場合はチャットボックスに入力する。
      • 「パー」または✋で 「新しい論点を議論したい 」という意味になります。
        • ディスカッションのファシリテーターは、これらを取りまとめてから、次の発言者を指示することもあります。
      • 「チョキ」または✌で 「既出の論点にコメントしたい」という意味になります。
        • これは既存の議論に直接関連するものであるべきです。
      • 「グー」または✊で「混乱しています/専門用語です/追加の説明が必要です」という意味になります。
      • より単純化したやり方は、次に話すために、挙手するだけというものになります。これに加えて、ジャンケン挙手(グーパー・チョキ・パー)システムを採用したいかどうかは、あなたの判断にお任せします。ジャンケン挙手(グー・チョキ・パー)システムを使う場合は、まずグー✊に対応し(専門用語の意味を明確にする)、次にチョキ✌に対応します(既存の論点にコメントする)。
    • ディスカッションのファシリテーターが次に発言したい場合は、手を挙げることがあります。その場合、現在の発言者には自分の主張ををまとめる時間が与えられます。
      • これは主に、議題のすべてを議論するのに十分な時間を確保するためです。

第1週 導入

今週は、本プログラムの概要を説明し、参加者の質問に答え、プログラムを通して目指す目標の設定に重点を置きます。

第1週:導入

第2週 あなたにとって大事な価値とは?

今週は、「効果的利他主義の発想の源となっているいくつかの倫理的な立場にはどんなものがあるのか?」「倫理的規範の変化の歴史が、よいことを行う方法にどのように影響を与えるか?」、そして「私たち自身の価値観とEAの用いるツールがどのように調和するのか?」について考えていきます。

第2週:あなたにとって大事な価値とは?

第3週:信念をどう形成するか?

今週は、私たちを取り巻く世界についてより明確なイメージを持ち、自分自身と自分の仕事、その両方のためになる、思考を向上させるプロジェクトについて議論します。このプロジェクトがなぜ重要なのか、その論拠を評価し、このプロジェクトに期待する理由をいくつか検討してから、次のステップを考えます。

第3週:信念はどう形成するか?

第4週、第5週、第6週、第7週:以下のオプションから選択します。

第4週から第7週に関しては、各週、以下の選択肢の中からグループ毎にトピックを選びます:

裾の重い分布(ヘビーテイル)のインパクト

決定理論

不確実性

予測ツールの使用

グローバルな破局的バイオリスク

グローバルヘルスとグローバル開発

人間以外の動物たち:畜産動物、野生動物、そして未来の動物

人工知能による存亡リスク

エビデンスの限界と手がかりのなさ

効果的利他主義に関するコミュニティ形成

その他

第8週 次のステップ

この週は、プログラムで議論したことを振り返り、プログラム終了後の次のステップを考えます。

第8週:次のステップ

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